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12月企画「美味しい野良蕎麦と紅葉狩り」~平林寺に行ってきました~

12月企画「美味しい野良蕎麦と紅葉狩り」

~平林寺に行ってきました~

平成28年12月3日(土)午前10時、目白通りに面した練馬区役所正面玄関車寄せに、宮本健一、小林伸行、森武士、佐藤賢治、斎藤裕二、そして太田の校友6名が参集した。

車両2台に3名ずつ分乗。快晴のドライブ日和である。まずは、

新座市中野 「蕎麦処 柿屋」

に向かう。柿屋は、元来柿を生産する農家であったが、現店主が蕎麦・うどん手打ちの修行に熱中し、本職となった。香り高い蕎麦とアイディア料理で最近評判を高めている。

11時の開店前に到着。客の姿はない。6名揃ったところで一番乗り。注文を選んでいる最中に続々来店。注文した蕎麦が出る頃には満席。入店待ちが出来ていた。

二色野良蕎麦と野菜天セット(910円)が4名、二色野良蕎麦と舞茸天セット(980円)が1名、私はきのこ汁蕎麦と野菜天セット大盛り(1,080円)である。うまい。そばの香りがする。大盛りの量に感激、でもスルッと入った。野良蕎麦は北海道秋そばの地粉を使った太切りである。細切りと一緒に温、冷二種類のそばつゆで食す。てんぷらはカラッと上手に揚がっている。そば湯がまたうまい。そば湯のおかわりが嬉しい。幸せである。

6名満足し、待っているお客さんに席を譲り、今日のメイン、平林寺に向かう。臨時市営駐車場は無料。ただし、総門までは7,8分歩く。

平林寺(臨済宗金鳳山平林禅寺)は南北朝時代の永和元年(1375年)に現さいたま市岩槻区内に創建され、江戸時代に川越藩主松平伊豆守信綱(通称「知恵伊豆」)の遺言により現在地の新座市野火止に移された。信綱夫妻の墓所は現在も同寺にある。境内林は国指定天然記念物である。現皇室との縁が深く、平成21年には天皇・皇后両陛下が行幸啓されている。昨年の紅葉名所全国一位である。

500円の拝観料を払い、総門から山門へ続く石畳。最初の見どころのはずであるが、紅葉のトンネルがない!既に紅葉は落ちてしまっているか、ちりちりに縮んでいる。聞けば、先日の降雪、着雪で一気に落葉か、縮むかしたそうで、鐘楼周辺の見どころも残念な様子であった。

それでも、もみじ山から野火止塚などを通る周遊路では幾分残っている所もあり、平林寺名物の透かし紅葉、見返り紅葉を僅かながら楽しむことが出来た。紅葉狩り散策の途中、小林先輩が膨らんだリュックを開き、大量の大粒みかんを取り出し、各人に配っていただいた。水分補給と栄養補給。さすがに用意周到、ワンダーフォーゲル部OBである。

ゆっくりマイナスイオンを吸収し、森林浴を満喫した。午後2時頃、練馬方面と大泉・石神井方面に分かれ帰路に就いた。

来年は11月最後の土曜日を予定したい。また、紅葉などの撮影写真展をHP上で企画しては、とも思う。(太田滋徳記)

お店は畑の中の小さなお店。おいしいおそばでした。
お店は畑の中の小さなお店。おいしいおそばでした。
平林寺 総門
平林寺 総門
山門
山門
参加メンバー 6名
参加メンバー 6名
境内の紅葉
境内の紅葉
境内の紅葉
境内の紅葉
もみじ山にて
もみじ山にて
松平伊豆守信綱夫妻の墓
松平伊豆守信綱夫妻の墓

 

(写真・コメント:小林伸行)