◆コロナ禍明け久しぶりの酒造見学・試飲会　：小澤酒造（澤乃井）：青梅市沢井◆

令和５年３月２５日土曜日は生憎の雨。

　集合時間前の電車に参加者９名が無事乗り合わせていたことを確認して青梅線の無人駅沢井駅で下車。駅からの急坂を下りて道路を渡り小澤酒造敷地内の豆腐料理店「豆らく」に到着して１１時から昼食を頂く。

　見学会開始時刻の１４時までは敷地内売店視察後、三々五々桜を鑑賞、川沿いを散策で過ごした。定刻前に地下トンネル通路を通り酒蔵前に集合。なお、１名勤務先からの呼び出しを受けて見学会直前で参加できなくなった人が出た。

見学会では、杉により大きな球（たま）が作られている話から始まり、木造の古い建物を引き継いでいること、近くの山の硬水を仕込み水にしていること、

酒米の山田錦は背が高く倒れやすいこと、発酵させる部屋は温度管理され常に寒いこと等日本酒の製造過程を淡々と話され、３０分程度で終わり。最後に聞き酒が出るかと思っていたら出なかった（苦笑）。

　見学会終了後は、お猪口一杯程度(１０ミリリットル？) 数百円で飲める聞き酒コーナーへ行き出来たての酒・亀口等を何杯か楽しむ。

　天候には恵まれず終日雨で帰りは駅までのきつい登り坂を傘を拡げずステッキにして休み休み登る人もいた。１５時少し過ぎた帰りの電車に８名全員乗り込み見学会は解散した。

                                                （白土憲夫記）