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練馬区地域支部 創設70周年記念事業について(報告)

 練馬区地域支部 創設70周年記念事業について、経緯と概要をご報告いたします。

1 経緯

 2019年、佐藤賢治先輩が支部長に就任され、新たな執行部体制となりました。その発足当初から当地域支部創設70周年記念事業が話題となり、役員会の議題ともなりました。

 まずは、創設65周年事業として大きな成功を収めた明治大学マンドリン倶楽部の演奏会開催が取り上げられました。しかしながら、新型コロナウィルス感染症蔓延のため検討を中止せざるをえませんでした。

 その後、新型コロナウィルス感染症対策と折り合いをつける形でアイディアが集約され、次の3つの事業となりました。

(1) 地域支部70年史の刊行

(2) 会報別冊「特集 練馬区地域支部のこれまで・現在・これから」の発行

(3) 記念式典、記念講演会、記念懇親会の開催

 このほかに、新未来プロジェクト事業のうち「地域支部ホームページの改革」もこの機会に行うこととしました。

 これら事業推進のため当実行委員会が設けられたのです。

2 70周年記念事業の概要

(1) 地域支部70年史の刊行

地域支部70年史の刊行は、三森勲副支部長を編纂委員長として、多くの役員が参加して行われました。特に古い資料の発掘については、何度も図書館に通ってついに発見するなどの苦労がありました。巻頭を飾る祝辞については、明治大学理事長、学長、校友会長、練馬区長はじめ明治大学校友会東京都北部支部長、北部支部内各地域支部長、練馬七大学各校OB会代表の皆様からご寄稿をいただきました。心より御礼申し上げます。「私と校友会」の記事では、40名を超える会員の声を掲載することが出来ました。こうして、地域支部の歴史を引継ぎ、今の思いを残し、明日への期待を込めた70年史が出来上がり、本日ご出席の皆様のお手元にお届けできる運びとなったのです。

(2) 会報別冊特集「練馬区地域支部のこれまで、現在、これから」の発行

練馬区地域支部会報別冊特集「練馬区地域支部のこれまで、現在、これから」の発行については、まず、会報編集長に高柳知史副幹事長を新たに迎えました。高柳新編集長の強いリーダーシップと企画力によって当地域支部としては初めての2部構成となる会報を発行することが出来ました。別冊特集「練馬区地域支部のこれまで、現在、これから」は各世代の代表が、各世代ごとに地域支部のこれまで、今、そしてこれからへの期待を座談会形式で話し合っていただき、その膨大な素材を濱田憲孝副支部長が中心となって取りまとめました。

(3) 記念行事の開催

記念行事については、第70回定時総会に引き続き、記念式典、記念講演会、記念懇親会を開催することとしました。コロナ感染下での開催に一抹の不安がありました。そこで、前年の第69回総会を対面で実施し、安全対策のノウハウを蓄積しました。

 記念式典内では大学への記念の寄付を企画しました。また、支部会員からは北野大校友会長の記念講演を望む強い声がありました。こうしたことから、支部長を先頭に大学及び校友会に強く働きかけた結果、大学からは大六野耕作学長の、校友会からは北野大校友会長のご臨席をいただくことになり、また、北野会長には記念講演もお引き受けいただくことになりました。さらに、大学からは柳谷孝理事長からの、練馬区からは前川燿男区長からのご祝辞をお寄せいただくこととなり、当地域支部の創設70周年を、地域支部会員ばかりでなく、広く母校明治大学、明治大学校友会そして地元行政からもお祝いいただけることとなったのです。

(4) 地域支部ホームページの改革

 当地域支部の新未来プロジェクトの中で、大きな課題として残っていたのがホームページの大幅な見直し、改革でした。そこで、70周年記念事業に合わせる形で、金山友也副支部長、上月充幹事長が中心となって委員会を構成し、支部員の協力を得て画期的なホームページを改めて立ち上げることが出来ました。

3 謝意

 以上の経過を経て、当地域支部70周年記念事業はやっと本日を迎えることができました。この間の母校明治大学、明治大学校友会、明治大学校友会東京都北部支部及び北部支部内各地域支部、練馬区、練馬区七大学OB会の皆様はじめ多くの皆様のご理解とご協力に、改めて厚く御礼を申し上げます。そして最後に、この事業推進のため、多くの困難の中で力を合わせ、尽力いただいた当練馬区地域支部校友の皆様に、心からの敬意と謝意を表したいと思います。

皆様、ありがとうございました。

以上 (創設70周年記念事業委員長 太田滋徳 記 )