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30年1月企画「初詣・初笑いの記」

平成30年の年が明けました。おめでとうございます。

校友交流委員会企画、平成30年第一回目は「吉例初詣・笹乃雪で一杯・三平堂落語会初笑い」です。

平成30年1月20日(土)午後2時、鶯谷駅南口に集まったのは小林伸行、吉岡光子、太田滋徳の3校友。事前には他に数名の申し込みがありましたが、正月の忙しさで直前にキャンセル。かわいそうに。

まずは、「東京大空襲慰霊碑」に参拝。初代三平のおかみさん海老名香葉子さんの建立です。続いて、恐れ入谷の「鬼子母神(真源寺)」に初詣。下谷七福神では福禄寿を祀っています。めでたい気分になったところで、300年続く豆富の名店「笹乃雪」。ここの料理コースと荒武者の熱燗はなぜか合います。

4時半となったところで、三平堂へ。既に長蛇の列。今日は、初代三平の孫、九代目正蔵(前名こぶ平)の長男たま平(海老名泰良)の二つ目昇進披露です。

たま平は明大中野高卒。同学園総務理事の西富先生が担任で、今も親交があるそうです。ラグビー東京都選抜選手に選ばれ明大進学かと思われたが、父正蔵に入門。好漢です。

縁は更に明治につながり。祖父初代三平は旧制明大明治中学から明大商学部入学するも中退(らしい)。当地域支部 故 宮本健一元支部長は、九代目正蔵、二代目三平の母校都立竹の台高校の先輩で同窓会役員でした。

三平堂の客席は5,60人も入れば満席です。そこに100人を超えるお客で立ち見が出る大入り満員。寒い日でしたが冷房が入りました。

開口一番は、父九代目正蔵の「しじみ売り」。人情話の大作です。

仲入り前が現在の名人と呼び声高い、紫綬褒章、柳家さん喬「抜け雀」。親子が芸を磨く大作です。おいおい、親と大先輩がこんなにハードルを上げて大丈夫でしょうか。正蔵、さん喬におじき弟子である林家鉄平、種平も加わった豪華な口上で仲入り。

仲入り後のトリにたま平「明烏」。この有名な廓話にはまだ早く、力及ばないが、挑戦する意気こそ大事。正に今後に期待。たまちゃんとの記念写真をパチリ。

外は寒いが、大笑いでほかほかに暖まった本年第一回企画でした。

(太田滋徳 記)

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写真提供:小林伸行